京こまとは布を巻き重ねてつくる室内遊び専用の座敷独楽です。
安土桃山時代、上流階級の大人の女性が着物の生地や端切れを使ってつくられていたのが始まりとなります。
昭和の初め頃より木綿も材料とされ京都の郷土玩具として受け継がれています。
一時消滅していた期間もありましたが、デジタル化の進むこの時代でもこまの楽しさをお伝えしたいといろいろな京こまをつくっています。
とお話しされているのが、京こまのアーティストの中村佳之さん 中村かおるさんのお二人。
中村佳之さんは、昨年3月にイスラエルでベイブレードが流行り、中村さん方のこまがイスラエルの新聞に広く紹介されました。また、同年12月に京都市「未来の名巧み」に認定され現在幅広く活躍されています。
今回は、「京こま2022」と題してお二人の作品を4つの会場で展示します。
是非、この機会にご覧ください。
また、3会場ではこまの販売もしています。
~イベントお知らせ~
福岡アジア美術館の展示会場では、「京こまで遊ぼう!」実際にこまで遊べるコーナーや「京こま制作を実際にみよう」の二つのイベントを展示会場で行います。